ひぐらしのなく頃に「ホラーとしての魅力と恐怖の本質」

夏と言えばホラーですよね。

今回は、ホラーアニメの金字塔「ひぐらしのなく頃に」について紹介します。

 

みなさんは「ひぐらしのなく頃に」という作品をご存じでしょうか?

現在、「ひぐらしのなく頃に」の新作が絶賛放送中です。

 

公式サイト→

TVアニメ「ひぐらしのなく頃に 卒」公式サイト | TVアニメ7月放送開始!

 

「新作が放送中で気にはなってるけど、どんな魅力があるの?」

 

そんな方も多いのではないでしょうか?

 

そんな方のために、特にホラーに関する魅力をまとめてみました。

 

 

それでは、ひぐらしの世界へレッツゴー!!

 

※新作を勧めるものではなく、あくまで「ひぐらしのなく頃に」というコンテンツ全体を勧める目的で書いています。

 

 

①「ひぐらしのなく頃に」のホラーとしての魅力

ひぐらしのなく頃に」には出題編と解決篇というものがあります。

解決篇は名前通り、解決していく話です。

よって、ホラー感は薄いです。

ここで紹介するのは、出題編の魅力です。

 

ひぐらしのなく頃に」出題編と言うのは長いので、出題編と呼称します。

 

順に説明して行きましょう。

 

⑴直接的な「死」に触れる

出題編では直接的な「死」に触れることで、恐怖を感じることができます。

洋画っぽいホラーと言えばいいのでしょうか。

 

拷問されたり、殺人鬼に追われる恐怖を体験できます。

この手のホラーに耐性がない人はご注意ください。

 

⑵「未知」

出題編では「未知」への恐怖を感じることができます。

和製ホラーっぽいと言えばいいのでしょうか。

 

子供のころ、夜中に起きてトイレに行くときに、

誰かに見られているような感覚に襲われたことはありませんか?

 

学校に傘を忘れてをして、誰もいない校舎に独り取りに行く。

自分の「かつーん、かつーん」という足音が反響する。

幽霊が近づいているような、そんな感覚を感じた経験はありませんか?

 

目に見えない、だけれども確実にオカシイ。

後で気が付いてゾクゾクする。

 

出題編ではこのような恐怖を感じることができます。

 

⑶居場所がなくなる

小さな 異物感。小さな違和感。

それが、どんどん大きくなって日常が狂いだす。

逃げ場が亡くなっていく恐怖です。

 

出題編では⑶が一番怖いです。

 

 

以上3つが出題編には盛り込まれています。

このように、出題編では多種多様なホラーを用意しています。

ホラーって、ずっと同じ怖がらせ方だと

飽きて怖くなくなるじゃないですか?

 

出題編のホラー演出は多種多様です。

最後まで、飽きずに怖いのも魅力です。

 

②そもそも恐怖の本質ってなんだろう?

「どうでもいいよ」って人は読み飛ばしてください。

 

ひぐらしのなく頃に」のホラーとしての魅力を考えるうえで

立ち返ってそもそも、ホラーって何だろう?恐怖って何だろう?

ということを、考えました。

 

人は何に恐怖を感じるのか?

なぜ、上記の⑴〜⑶に恐怖を感じるのか?

そもそも、ホラーって何なのか?

に関する自分なりの答えをまとめます。

 

ソースはないです。勝手に思っていることです。

 

個人的に「恐怖」の本質は、「危険」ではないかと思います。

「危険」から我々を守るための防衛本能が「恐怖」だと思います。

人がまだネズミやサルだった頃の名残だと思います。

(進化論が正しいかという議論はしません。)

 

では、人はどんなことに「危険」を感じるのか?

それは、「死」を連想する時だと思います。

具体的には以下の3点が挙げられると思います。

 

⑴直接的な「死」に触れる

⑵「未知」

⑶居場所がなくなる

 

⑴が死につながることは分かると思います。

血がだらだら出るグロとか

今にも襲い掛かってくる捕食者とか殺人鬼とか

そういうのです。

 

⑵も死につながります。

「未知」の捕食動物、「未知」の食べ物

そういうものに不用意に近づいては、すぐに死んでしまいます。

ネズミやサルの時から我々の体にプログラムされている防衛本能だと思います。

 

日本人は、科学がなかった時代に、説明のつかない未知の現象を、

「妖怪」として描いていたりもします。

夜の闇への恐怖、自然への畏怖なんかも「未知」への恐怖ではないでしょうか。

 

⑶も死につながります。

集団で生きるサルであった我々にとって、

群れからの離脱は、即「死」に繋がります。

 

よって、群れの中で孤立することに「死」を連想するのではないでしょうか?

 

現代の日本では、⑴直接的な「死」に触れる機会は殆どなくなってしまいました。

科学が発達して、夜の闇が消たことで⑵未知がなくなってしまいました。

 

⑶は未だ人間の中に残っています。

しかし、少しずつ人間は群れ社会から脱却しているような気がします。

群れからはじき出されても、死につながることはないし、

一人でも楽しめる娯楽があるからです。

⑶の恐怖も少しずつ人類から薄れているような気がします。

 

よって、現代において人間が「恐怖」を感じる機会が減少しました。

そんな中、人間に眠る野生が「恐怖」を欲した結果、

ホラーというものがジャンルとして確立したのではないでしょうか?

 

ちなみに、怪談とホラーの違いは、個人的にこう定義しています。

 

怪談は

科学的な素養がないために、未知を畏怖した結果できた産物だと思います。

 

ホラーは

科学的に間違っているのは分かっている。

その上で、如何にリアリティーを持って恐怖を演出できるかを楽しむもの

だと思ってます。

 

SFに近いものだと思っています。

 

「ここ違うんじゃない?」って所があったらコメント欄で教えてください。

勉強になります。

 

③最後に

如何だったでしょうか?

今回は「ひぐらしのなく頃に」のホラーとしての魅力を紹介しました。

余談ですが、恐怖の本質についても考察しました。

 

 気が向いたら、「ひぐらしのなく頃に」の解説記事をアップするつもりです。

phaseが上がるごとに作品のより深い部分を解説して行こうと思っています。

 

phase2までは初見向けということで、ネタバレなしで解説して来ました。

次回以降は、「見たんだけど、いまいち良く分からん」と言う方向けに

ネタバレありで解説して行こうかなと思います。

 

 

 

 

 

良ければ、こちらもご覧ください。

 

前回の記事↓

ひぐらしのなく頃に解説 phase1「これから見る人向けの基本情報まとめ」 - kanuokun’s diary (hatenablog.jp)

 

次回の記事↓

ひぐらしのなく頃に解説 phase 3「繰り返す世界の真実と雛見沢症候群」 - kanuokun’s diary

 

TVアニメ版「進撃の巨人」復習 3〜4話 ~「根性」と「力の行使」~

 

2021年冬、TVアニメ「進撃の巨人 The Final Season」の後半戦がスタートします。

 

shingeki.tv

 

冬に、「進撃の巨人」を見るにあたって、1話から見返そうと思った次第です。

 

※注意 

原作未読です。アニメ版が終わってから全巻読むつもりです。

アニメ版75話までは見ています。

そのため、アニメ版75話までのネタバレ要素があるかもしれません。

お気を付けください。

あと、たまに脇道にそれたり、こじつけがあったりします。

ご了承ください。

 

 

進撃の巨人3〜4話について考えたことなどをまとめました。

 

 

①魅力的なキャラクター達

物語の中心となる104期メンバーが続々登場しました。

 

 

個人的に好きなキャラは「ジャン」と「アニ」です。

 

それぞれのキャラクター性については、後に説明します。

まだ纏まってませんので、少々お待ちください。

 

②「根性」

3話に副題をつけるとしたら「根性」です。

 

「力」があるかないかの基準しかないエレン。

「力ないものは去るしかない」みたいなことも言っちゃいます。

 

しかし、彼には立体起動装置の適性がなかった。

 

立体起動の適性試験に受からなければ、兵士にはなれない。

 

エレンは、自分の努力だけではどうしようもない壁にぶつかります。

 

様々な、人に相談します。

 

「ミカサ」や「アルミン」に助けてもらって練習しますがうまくいきません。

 

「ジャン」にも教えを乞いますが、皮肉を言われて送り返されてしまいます。

 

途方に暮れるエレン。

 

そんなエレンを救ったのが、「ライナー」と「ベルトルト」でした。

 

「君はどうして兵士になったの?」という質問によって

自分の「立脚点」を明確に思い出します。

 

翌日、「根性」で何とか試験をクリアします。

 

かなり、こじつけ気味ですかね(笑)

 

(ちなみに、適性がなかったのではなかった。ベルトが壊されていたせいで上手くいかなかったのだと後に発覚した。)

 

ここで、「根性」について説明します。

「根性」は「火事場の馬鹿力」と言い換えることもできると思います。

「根性」はどこから生まれてくるのか?

「強い目的意識」から生まれます。

「強い目的意識」は、具体的で明確な「立脚点」から生まれます。

「立脚点」は「動機」と同じような意味だと思っています。

どうして戦うのかということです。

 

人間は、抽象的な思考が苦手な生き物だと思います。

よって、フワーっとした「立脚点」からは「強い目的意識」は生まれません。

 

エレンには「母親が巨人に喰われた」という具体的な「立脚点」がありました。

だからこそ、ベルトルトは「他の人とは違うだろう」と言ったのだと思います。

しかし、「母親が巨人に喰われた」という「立脚点」を忘れて、

「巨人を倒す」という「目的」の方にばかり気を取られていました。

土台がぐらついている状態です。

そんな状態で「根性」は生まれません。

 

ベルトルトはエレンに「立脚点」を聞き出します。

これによって、エレンは自分の「立脚点」を明確に思い出します。

 

「ライナー」と「ベルトルト」との会話シーンが、

非常に重要であることは分かっていただけたと思います。

 

 

③「力ある者の責任」

対人訓練に疑問を持つエレン。

 

これに対して、ライナーは

「どんなことでも対処できるように訓練しておくのが力ある兵士の責任」

という趣旨のことを言います。

 

アニは

「訓練するほど、巨人から離れられるのはおかしい、しかしそれが人の本質」

という趣旨のことを言います。

 

エレンはこれらを

「優れた力ある兵士こそ巨人に相対するべきであり、それが責任である」

と、捕らえたのではないでしょうか

 

なんだか、ノブレス・オブリージュみたいな主張です。

 

エレンは元々、「外の世界を見るために」調査兵団になりたかったはずです。

「巨人を倒すために」訓練兵になったが、

「巨人を倒すために」調査兵団になりたかった訳じゃない。

調査兵団に入りたかった理由と、訓練兵になった理由が一致していませんでした。

4話後半の104期に対するエレンの演説では、

「巨人を倒して外の世界に出る」ために調査兵団に入るようなことを言っています。

動機が合体しているような気がするのです。

 

この動機の合併は、4話で培われたことだと思うんです。

 

4話で初めて、強くて覚悟あるものこそ調査兵団に入って巨人と相対するべきと考えるようになったのではないでしょうか?

 

まあ、こじつけですね。

スルーしてください(笑)

 

「力ある者の責任」の話はトロスト区攻防戦の時にじっくり話します。

 

④「技術」と「力の行使の仕方」

ライナーの悪ふざけで、アニと決闘(?)することになったエレン。

 

エレンは負けてひっくり返されますが、その代わり「技術」を学びます。

 

アニの「技術」は一回り大きいライナーをいとも簡単にひっくり返します。

 

ジャンとのいざこざのシーンで冷静にこの「技術」を行使します。

 

ただ感情任せに、理不尽に抗っていた頃とは違いますね。

 

「力」の行使の仕方を学んだということです。

 

この経験が、4話後半の104期への演説に繋がります。

 

確かに、人類は今負けている。

 

しかし、負けた代わりに、「知識」と「戦術の発達」を得た。

 

これらを冷静に行使すれば、人類にも希望があるはずだ。

 

これがエレンの主張です。

 

エレンの主張に後押しされ、皆が調査兵団に入ろうかと考え始めます。

 

しかし、所詮は誰かに背を押されただけの弱い立脚点に過ぎません。

 

⑤この時「戦士」達は何を考えていたのだろうか?

「戦士」の正体を知ったうえで、3〜4話を見るととても面白いです。

巨人の話をし始めたときに、ライナーがお茶を飲んでいる手を止めたりとか。

 

アニ周りも気になります。

ライナーに絡まれたとき、滅茶苦茶キレてました。

アニ視点で見れば、ダメダメだったのにコネで戦士に受かって

その上、自分の英雄ごっこにつき合わせる屑ですからね。

 

目立たないようにしていたのに、

絡まれたらそりゃキレますよ(笑)

 

 

 

⑥まとめ

如何だったでしょうか?

ここまでの、エレンの変化をまとめてみると以下のようになります。

 

⑴外の世界を見るという夢を持つ

⑵母を喰われて、巨人をぶっ殺したいと考える

⑶そのためには、力がいると学ぶ

⑷立脚点を明確にして、より強い目的意識を持って問題に励むようになる

⑸力ある者の責任を学ぶ

⑹⑴と⑵の動機が合併する

⑺冷静に力を行使する方法を学ぶ

⑻負けてもそこから学びがあることを知る

 

こんな感じでしょうか?

成長と言えるか分かりませんが、変化はしてますね。

ここまでは、結構主人公しています。

 

ちなみに、この記事で「ジャン」に

スポットを当てようと思っていました。

しかし、次のトロスト区攻防戦の方がより目立っていました。

そっちで語ろうかなと思っています。

 

次回から、いよいよトロスト区攻防戦が始まります。

 

 

前回の記事↓

TVアニメ版「進撃の巨人」復習 1〜2話 ~「巨人の恐怖」と「力」~ - kanuokun’s diary

 

次回の記事↓

TVアニメ版「進撃の巨人」復習 5〜8話 ~「現実」と「強い肯定」と「勘違い」~ - kanuokun’s diary

 

TVアニメ版「進撃の巨人」復習 1〜2話 ~「巨人の恐怖」と「力」~

2021年冬、TVアニメ「進撃の巨人 The Final Season」の後半戦がスタートします。

 

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冬に、「進撃の巨人」を見るにあたって、1話から見返そうと思った次第です。

 

※注意 

原作未読です。アニメ版が終わってから全巻読むつもりです。

アニメ版75話までは見ています。

そのため、アニメ版75話までのネタバレ要素があるかもしれません。

お気を付けください。

あと、たまに脇道にそれたり、こじつけがあったりします。

ご了承ください。

 

 

進撃の巨人1〜2話について考えたことなどをまとめました。

 

 

①巨人への恐怖

巨人には根源的な恐怖がありますよね。

巨人の恐怖って2つに大別できると思うんです。

 

一つ目は、理解できない異質さです。

無垢の巨人(普通の巨人)って怖いですよね。

なぜ、怖いのか?

私は理解できない異質さが怖いからだと考えました。

 

なぜ、理解し得ないものに恐怖を感じるのか。

 

進化論が正しいとするならば、僕たちは大昔、森から草原に出たサルでした。

この恐怖はサルだったころ、僕たちが持っていた本能の名残じゃないでしょうか?

知らない動物がいたら警戒する。知らない食べ物は食べない。

このような、危機察知能力が理解し得ないものへの恐怖に繋がっていると思います。

 

 

二つ目は、理不尽さです。

無垢の巨人に対して、超大型巨人や鎧の巨人の怖さは別にあると思います。

それは、天変地異に近い恐怖です。

天変地異に対する恐怖の本質は何なのか?

それは、理不尽さだと考えました。

なぜ、理不尽なものは怖いのか。

如何に我々が善行をつもうとも、努力しようと、逃れ得ない恐怖だからだと思います。

僕たちにもいつ降りかかってもおかしくない恐怖だからこそ怖いのだと思います。

 

 

巨人の恐怖を二つに分類してみました。

 

先の展開を考えると、

ここで、巨人の異質さと理不尽さを見せておくのは

滅茶苦茶上手いですよね。

 

 

私たちは、巨人を理解し得ないエイリアンや

理不尽な天変地異のように考えていました。

 

しかし…

 

「無垢の巨人」は全て「人間」でした。

シーズン2のラストに明かされます。

今まで、理解できないもの、異質なものと考えて殺してきた巨人たちは、

実は「人間」だったのです。

また、「超大型巨人」や「鎧の巨人」は壁の外の「戦士」でした。

理不尽な天変地異と考えていた「超大型巨人」や「鎧の巨人」は、

実はしっかりと目的があって行動していたわけです。

 

 

1〜2話のインパクトが強すぎて、

この当時、巨人が人間だとは誰も思い至らなかった訳です。

 

②エレンが兵士になるための「立脚点」

 

1話の母親が喰われるシーンのインパクトはすさまじいですよね。

当たり前ですけど、エレンにとっても重要なシーンとなっています。

 

母親を助けられなかったのは「力」がなかったからだ、という

ハンネスさんの言葉が重く突き刺さります。

 

 その後、シガンシナの壁だけでなく、ウォールマリアも壊されてしまいます。

  これを見たエレンは、逃れ得ない理不尽への怒りを爆発させます。

 

その後、難民キャンプの配給所のシーンで、ハンネスさんの言葉を理解します。

 兵士に突っかかったり、パンを食べるのを拒んでも意味がなかった。

 

ただ、理不尽に抗うだけでは何も変えることはできない。

 エレンは、理不尽に抗うためには、

「力」が必要だと理解したのだと思います。

 

「力」を得るにはどうしたらよいのか?

 

 ー兵士になれば良い!

 

こうして、エレンは訓練兵になる訳です。

 

 

 

元々、エレンの夢は「外に出て!冒険したい!」という純粋なものでした。

 

この夢はアルミンがくれたものでした。

 

 

母親が喰われることで、「巨人をぶっ殺したい!」と考えるようになりました。

 

そのためには、「力が必要だ!」という風に変化しました。

 

エレンの考えが少しずつ変化していくのも今後の魅力です。

 

③個人的に好きなポイント

⑴エレンの母が喰われるシーン

進撃の巨人の名シーンと言われたら必ず出てくるシーンですよね。

 

エレンとミカサを連れて行くハンネスに「ありがとう。」と満ち足りた顔。

「エレン、ミカサ生き延びるのよー!」と呼びかける。

去っていく3人の背を見て、見捨てられて巨人に喰われる恐怖を感じる。

エレンがこちらを見ているのに気が付く。

本音を言いそうになり、エレンに聞かせるわけにはいかないと、口元を抑える。

口元を抑え、聞こえないように「行かないで…」と絞り出すように一言。

その後も、エレンが見ているから、口元を抑えて必死に悲鳴を我慢している。

 

生き延びて欲しいのに、恐怖で「行かないで…」と言いたくなる利己的な人間らしさと

でも、それを聞かせないために口元を抑えるという母の愛。

 この二つを、同時に感じ取ることができます。

 

他にも、色々な解釈の仕方があると思います。

個人的に考えている解釈を述べました。

 

⑵隠れ「アニ」を探せ

配給所のシーンをよく見てみると、後に出てくるキャラクター「アニ」がいます。

シガンシナ区からの難民キャンプに「アニ」がいるのはおかしいですよね。

この時点で、伏線が張り巡らされていたのかと驚愕しています。

 

④まとめ

如何だったでしょうか?

1〜2話では、巨人の恐怖とエレンの変化が描かれていると思います。

みなさんはどう思われますか?

 

次は3〜4話についてまとめたいと思っています。

 

前回の記事↓

 

次回の記事↓

TVアニメ版「進撃の巨人」復習 3〜4話 ~「根性」と「力の行使」~ - kanuokun’s diary

ひぐらしのなく頃に「これから見る人向けの基本情報まとめ」

 どうも、初めてブログを投稿します。kanuoです。至らない点もあると思いますがよろしくお願い致します。

 

 みなさんは「ひぐらしのなく頃に」という作品をご存じでしょうか?

現在、「ひぐらしのなく頃に」の新作が絶賛放送中です。

 

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TVアニメ「ひぐらしのなく頃に 卒」公式サイト | TVアニメ7月放送開始!

 

「新作が放送中で気にはなってるけど、内容は全く知らないよー」

 

そんな方も多いのではないでしょうか?

 

そんな方のために「ひぐらしのなく頃に」の基本情報をまとめてみました。

 

※新作を勧めるものではなく、あくまで「ひぐらしのなく頃に」というコンテンツ全体を勧める目的で書いています。

 ※著作権などに詳しくないので、画像貼れません。分かりづらい記事になっていますが申し訳ございません。現在勉強中です。少々お待ちください。

 

それでは、ひぐらしの世界へレッツゴー!!

 

1.ジャンル

ジャンルはほのぼの日常系です(?)

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 


というのは、嘘です(笑)。

 

ホラー&ミステリーものとして見てもらえれば良いと思います。

日常&ギャグシーンもあります。

 

 

 

2.あらすじ・構成

新作公式サイトのあらすじが分かりやすかったので、お借りしました↓

 

都心から遠く離れ、色濃く残る自然に囲まれた集落──雛見沢村

 

かつて、ダムの底に沈むはずだった村は、

今もなお昔と変わらない姿で、

転校生・前原圭一 を迎え入れる。

 

都会で暮らしていた圭一にとって、

雛見沢の仲間と過ごす賑やかでのどかな生活は、

いつまでも続く幸せな時間のはずだった。

 

一年に一度行われる村の祭り、綿流し。

その日が来るまでは…。

 

昭和五十八年、六月。

 ひぐらしのなく頃に

 

日常は突如終わりを告げ、

止まらない惨劇の連鎖が始まる──。

 

 

 

きっかけは、小さな違和感。やがてそれは、恐ろしい惨劇へと発展して行く…。

少しずつ、日常から乖離していく恐怖ををお楽しみください!

 

ちなみに、「雛見沢」は 岐阜県 にある白川郷がモデルです。

聖地巡礼してみるのもオツなのでは?

 

ひぐらしのなく頃に」はいくつかのエピソードに分かれています。

各エピソードには「○○編」という名前が付けられています。

アニメ版だとだいたい4話くらいで一つのエピソード終わります。

 

各エピソードで情報が補完されるような構成になっています。

 各エピソードを重ね透かすことで、真実に辿り着けるように構成されています。

 

3.キャラクター

 

主要メンバーはこの五人→

 

前原圭一

 主人公。おそらく中学2年生。男の子。

最近、雛見沢に引っ越してきた。

園崎魅音」が主催している「部活」のメンバー。

熱血漢。類まれなる人心掌握術を持つ。

 

 

竜宮レナ

前原圭一」のクラスメートで同級生。女の子。

園崎魅音」が主催している「部活」のメンバー。

おしとやかで優しい。

「かあいいもの」に目がなく、「お持ちかえりぃー☆」してしまう。

 

 

園崎魅音

 「前原圭一」のクラスメートで一個上。女の子。

放課後にゲームをして遊ぶ「部活」を主宰している。

圭一とは男友達のように振る舞う。

たまに、おじさんくさい下品なノリが出る。主語は「おじさん」。

 

 

北条沙都子

 「 前原圭一」のクラスメートで下級生。おそらく小6。女の子。

園崎魅音」が主催している「部活」のメンバー。

生意気盛り。「トラップ」を自在に扱う。

間違ったお嬢様言葉を使う。

 

 

古出梨花

前原圭一」のクラスメートで下級生。おそらく小6。女の子。 

園崎魅音」が主催している「部活」のメンバー。

可愛らしい仕草で周囲をメロメロに。食えない一面もある。

よく、「前原圭一」の頭を撫でる。ボクっ娘

 

 

 

その他、魅力的なキャラクターが多数登場します。

 

 

4.おすすめの視聴順

 

「見てみたいんだけど、どっから手を付けていいか分からない...」

 

そんな方もいらっしゃるでしょう。

なんせ、アニメ版だけでも6クール以上やってますし(笑)

それ以外にも、原作、漫画版、コンシューマー版と色々あります。

個人的なおすすめの視聴順番と楽しみ方を伝授します。

おすすめのフローチャートはこんな感じです↓

 

 

f:id:kanuokun:20210717235844p:plain



それぞれ、解説して行きます。

 

 

①アニメ版「ひぐらしのなく頃に」、「ひぐらしのなく頃に解

まずは、ここから見始めるのが良いと思います。

 

「旧作」という言い方をする場合もあるみたいですね。

ひぐらしのなく頃に」が出題編、「ひぐらしのなく頃に解」が解決篇という構成です

 

他の媒体より手軽にひぐらしの世界を味わうことができます。

2021年7月17日現在、アマゾンプライムにて全話無料で配信中です。

 

 

ただ、手軽とは言っても、40話以上あります(笑)

裏を返せば、ボリュームのある壮大な物語ということです。

 

②アニメ版「ひぐらしのなく頃に礼」、「ひぐらしのなく頃に煌

ひぐらしのなく頃に」のOVA的な作品です。

ひぐらしのなく頃に煌はアニメオリジナルのエピソードとなります。

旧作視聴勢の中にも見ていない人もいると思いますが、是非見て欲しいです!

ギャグがメインですが、本編に関わる重要なエピソードもあります。

 

③原作版「ひぐらしのなく頃に」、「ひぐらしのなく頃に解」、「ひぐらしのなく頃に礼」or漫画版

原作はサウンドノベルゲームです。

選択肢などはなく、テキストを読み進めながら推理するゲームです。

 

私個人としては原作版をプレイして欲しいところです。

しかし、原作版はテキスト量が膨大です。また、絵に癖があります。

そのため、取っつきにくい印象を受けるかと思います。

 

そこでお勧めしたいのが漫画版です。

内容が良くまとまっており、絵も一般向けです。

 

④「ひぐらしのなく頃に業」ひぐらしのなく頃に卒」

2021年7月18日現在、TVアニメ放送中の「ひぐらしのなく頃に」の新作です。

 おそらく、「ひぐらしのなく頃に 業」が出題編。

ひぐらしのなく頃に 卒」が解決篇という形式になると思います。

ただし、現在放送中なのでどうなるか分かりません。

 

 

できれば、原作または漫画版を読んでから視聴することをお勧めします。

ただし、膨大なので旧作だけ見て新作に入っても良いと思います。

 

現在、Twitter、ブログ、2chなどで、考察が盛んに行われています。

今後の展開を一緒に考察してみては如何でしょうか。

 

⑤漫画版外伝

ひぐらしのなく頃に」には外伝作品が存在します。

「鬼曝し」や「宵超し編」などが人気みたいです。

 

⑦CS版「ひぐらしのなく頃に奉」

こちらは、移植版になります。サウンドノベルゲームです。

原作よりも取っつきやすいイラストになっています。

 

原作とは異なり、選択肢が多く用意されています。

 

CS版オリジナルのストーリーが追加されています。

その分、テキスト量は膨大です。

 

CS版最新作の「ひぐらしのなく頃に奉」をやっておけば良いでしょう。

今までの移植版のエピソードがすべて入っています。

 原作の内容も一通り入っています。

 

OPがキャラバレのオンパレードなので気を付けてください。

 

⑦その他

ドラマCD、「ひぐらしのなく頃に拡~アウトブレイク~」、パチンコ、「ひぐらしのなく頃に命」、実写版、麻雀ゲーム等々色々あります。

 

すみません、この辺はノーマークです。これから学んで行きます。

 

 

 

 

とにかく!!!

 

まず、旧作アニメ版「ひぐらしのなく頃に」の第一話を見て欲しいです。

 

世界観に引き込まれること間違いなしです!

 

 

5.最後に

如何だったでしょうか?「ひぐらしのなく頃に」は壮大な物語です。

ひぐらしのなく頃に」を視聴し、世界観を味わってみて欲しいです。

 

気が向いたら、「ひぐらしのなく頃に」の解説記事をアップするつもりです。

phaseが上がるごとに作品のより深い部分を解説して行こうと思っています。

 

次回の内容は未定です。

 

良ければ、こちらもご覧ください。

 

前回の記事↓

 

次回の記事↓

ひぐらしのなく頃に解説 phase2~ホラーとしての魅力と恐怖の本質~ - kanuokun’s diary