そんなことってある?
何を書こうとしていたのか、忘れてしまった。
この記事を書き始める直前まで覚えていたのに。
書き始めると同時に、魔法のように消えてしまった。
なんてこった。まだ、若者のはずなのに。
若年性認知症なのかもしれない。
嘘だろ……。
「これを書かねば!」と思った。
ブログを開いて、「さあ、書こう!」と思った刹那、
ふっと、書きたいものが消えてしまったのである。
とても大切なことだったと思うのに。
何だっけ。本当に何だっけ。
狐につままれた気分だ。記憶が霧散した。
むしろ、何か思いついたという記憶の方がおかしいのかな。
頭を振ってみたり、叩いてみたり、部屋の中を歩き回ってみたり、
直前と同じ行動をとってみたり、外の空気を吸ってみたりしたが、
一向に思い出せない。
よく、記憶っていうのは忘れたつもりでも、
脳の本棚の中に収納されていて、ぱっと出てくることがあると言われる。
そんなんじゃない。ほんとに、脳の細胞という細胞から記憶が消えたのである。
忘れ物を呼びながら歩き回ると、
忘れ物がひょっこり出てくるというジンクスがある。
記憶を呼んで、部屋中歩き回ったのだが、記憶は見つからなかった。
私の記憶が迷子である。
きっとどっかに散歩に行っているのだろう。
放っておいても、そのうち戻ってくるだろう。
何か思いついら、ちゃんとメモしておきましょう。
私から言えるのはそれだけです。