8月。本当の話。

勢いで書いた。悔いはない。

ひどい茶番ですがお付き合いください。

推敲はしてません。

 

後で読み返したらすごい恥ずかしいです(笑)

 

カヌ吉:20歳。文系の大学に通う学生。男。(私とは関係ありません。)

??????:カヌ吉が部屋でくつろいでいる所に、突然現れる。

 

 

カヌ吉 「今年の夏はコロナであまり出歩けなかった。」

    「その代わり、インドアでできる限り楽しんだぞー!」

    「本をたくさん読めたし、映画やアニメもたくさん見れた。」

    「もう思い残すことは何もない!」

    「さあ来たれ!9月!」

 

??????  「.......カヌ吉君........カヌ吉君........」

 

カヌ吉 「む?どこからか声が聞こえる、、、」

 

??????  「kanuo君、あなた、本当にこれで良いの?」

 

カヌ吉 「何だお前!!どこから入ってきた!!」

 

??????  「私は、いつもあなたのそばにいるのよ。」

 

カヌ吉 「どういうことだ!なんだお前!」

 

??????  「私はあなた、あなたは私なのよ。」

 

カヌ吉 「何を言っているんだ!」

 

??????  「私はあなたの良心よ。」

    「ほら心の中で天使と悪魔が言い争ってー、みたいなのあるじゃない?」

    「そういうもんだと思ってちょうだい。」

 

カヌ吉 「何しに来たんだよ!!せっかく、くつろいでたのに。」

 

天使  「あなたに忠告をしようと思って。」

    「ほんとに8月が終わってしまって良いの?」

 

カヌ吉 「え?何を忠告することがあるんだ!俺は忠告されるような覚えはない!」

    「毎日運動した。読書をした。絵を描いた。アニメを見た。映画を見た。」

    「これ以上有意義な時間がどこにあるってんだ。」

 

天使  「それは逃げじゃないかしら。お遊びでしょう。」

 

カヌ吉 「は?俺は毎日体幹を鍛えた。ほら、見てみろ!腹筋がバキバキだ!」

    「本を読み続けた。ラノベじゃないぞ。高尚な奴だ。歴史とか科学の本だ!」

    「絵を描いた。絵具で色を付けたりもしてみた!」

    「映画やアニメを見た。前よりも見る目が養われてきたと思ってる!」

    「本気で取り組んだんだ!遊びなんかじゃない!」

 

天使  「本当にそう思ってるの?」

 

カヌ吉 「そうだ。」

 

天使  「じゃあ聞くけど、あなた昨日何時に寝たの?」

 

カヌ吉 「確か、2時だ。午前2時だ。」

 

天使  「今日は何時に起きたの?」

 

カヌ吉 「......14時だ。」

 

天使  「はぁー、、、なんて自堕落なの。」

 

カヌ吉 「何だと!」

 

天使 「筋トレも、読書も、絵も、映画も、アニメも、真面目にやっていたと思えない

   わ。毎日2時に寝て、14時に起きる生活をしていたと仮定しましょう。あなたが

   活動できる時間は12時間よね。まあ、仮に学業、サークル、バイトがないと仮定

   しましょう。それでも、ご飯、お風呂、歯磨き、お手洗い。ああ、あとYoutube

   見る時間もあるわね。活動していない時間を引いてみなさいよ。残された時間

   は、6時間くらいしかないんじゃないかしら。5等分してみなさい。一つ辺り、1

   時間ちょっと。そんな時間で何ができるってのよ。ばかにしないでよ。あなたは

   色々やって有意義だったんじゃないわ。一つのことにかける情熱も集中力もない 

   だけ。そんなんじゃ、何も成し遂げられないわ。さっき、あなた本気で取り組ん

   でいるって言ったわよね?世の中にはね、自分の気力と命を削って、本気で取り

   組んでいる人もいるのよ。その人たちにに失礼だと思わないの?恥ずかしくない

   の?」

 

カヌ吉 「うわーーーー!聞きたくない!」

 

天使  「はっきり言うわ!あなたはやらねばならない事から目を背けているだけ。」

    「言い訳として色々やってみているけど、そんなのはただのお遊びだわ。」

 

カヌ吉 「ぎゃーーーー!何も聞こえない!何も聞こえない!」

 

天使  「あなたは生きていないわ。生きた屍よ。って聞いているの?」

    「聞く耳を持たないのは結構だけれどね。損をするのはあなたなのよ。あなた

    は今20代の大学生。まだ、やり直しが効くはずよ。」

    「でもね、今聞く耳を持たないなら、きっとあなたは来年も再来年も同じ生活  

    を続けていくことになると思うわ。10年20年たってもあなたは変わらないの。   

    40代50代になっても、あなたは気が付かない。よぼよぼのおじいちゃんにな

    って、今際の際になって過去を振り返るわ。その時、あなたは何を思うのかし

    ら?あの時、もっと真面目に取り組んでいたら、私の人生はもっと楽し

    かったんじゃないかって考えるんじゃないかしら。」

 

カヌ吉 「それは、嫌だ!ダメだ!」

 

天使  「なら、今変わるしかないわ!8月がこのまま終わって良いの?」

    「やり残したことがあるんじゃないの?」

 

カヌ吉 「確かに、どこか満たされないような虚しさがある。」

    「でも、何だろう。何が足りなかったんだろう。8月。何か大切なことを忘れ   

    ている気がする。」

 

天使  「私は知っているわ。あなたも知っているはずよ。だって私はあなたの良心な

    んだもの。」

 

カヌ吉  「何が、、、、何が足りないんだ!教えてください!何が足りなかったんで  

     すか?」

 

天使  「ほら、あなたが開いている、パソコンの画面をごらんなさい。」

    「ブログのトップページが開かれているわ。」

 

カヌ吉 「これが何だって言うんですか。」

 

天使  「投稿本数を御覧なさい。そっちじゃない、こっちよ。」

 

カヌ吉 「月別の本数のことですね。」

 

天使  「読み上げてみなさい。」

 

カヌ吉 「7月は6本。8月は1本........。」

 

天使  「あなたが目をそらし続けてきた真実よ。」

    「8月にあれだけ時間があったのに、アップしたのは一本だけ。」

    「7月に作った記事のアクセスが全く伸びなかった。記事を見てもらえるとい

    う喜びに対して、記事を作る面倒くささが勝ってしまった。そして、ブログを

    アップしない口実を、他の趣味に求めたのよ。」

 

カヌ吉 「くっ....そうかもしれない....。」

 

天使  「あなたが9月の世界に行くためには、8月に書こうとしていたすべての記事を

    アップする必要がある!」

 

カヌ吉 「そんな、あと●●日しかないですよ。」

 

天使  「だまらっしゃい!!今後の人生もそうやって生きてくつもり?」

 

カヌ吉 「でも、●●日じゃ記事書ききれません。」

 

天使  「気合で乗り切りなさい!!」

    「こうしましょう。あなたが記事を全て書き終わるまで、それは8月よ。」

    「あなたが書き終わらないなら、8月はずっと続いていくの。」

    「8月32日、33日、39日、52日、78日、、、という具合にね。」

    「セミが鳴き止んでも、鈴虫が鳴いても、木の葉が落ち始めても。」

    「あなたが全て終わらせない限り、夏は終わらないわ。」

 

カヌ吉 「よし、私も覚悟を決めました。」

 

天使  「約束よ!絶対終わらせるのよ!」

 

カヌ吉 「約束です。絶対終わらせてみせます。命をかけます!」

 

カヌ吉 「ネタは沢山あるんだ。これをまとめればいいんだ!」

    「頑張るぞー!」

 

 

~数時間後~

 

 

カヌ吉 「フ―!やっと一つ目の記事が終わった。やる気が出たからなのかな、なんか

    いつもより調子が良いです。これも天使さんのおかげですかね?」

   「ねー天使さん、ってあれ?」

 

そこに、天使の姿はなかった。

 

異形のものに出会ったときには、

無暗に約束事をしてはいけないというものです。

無暗に約束事をして大変なことになってしまう

というような、逸話がたくさんございます。

 

彼は今も、終わらない8月をさまよっているらしいのです。

 

落ちがいまいちw

 

私が、アップしなかった理由は面倒だったからです。

別に私は、命がけでブログを書いている訳ではありません。

たまに、こういう変なブログをアップできたら良いなー、と思っています。