無職転生15話「ドルディア村のスローライフ」 感想

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無職転生15話「ドルディア村のスローライフ」視聴しました。

原作WEB版のみ既読です。

面白かった!

感想をまとめました。

 

ネタバレなし感想

おまけ:今週の獣神語を勉強するコーナー

ネタバレあり説明

最後に

 

の4章仕立てです。

 

目次です→

 

 

公式サイトはこちら→

ONAIR | TVアニメ「無職転生 ~異世界行ったら本気だす」公式サイト

 

 

ニコニコで見させていただきました。

コメントで気になったものも、一緒にまとめて行きます。

ちなみに、原作未読の方はニコニコで視聴するのはあまりお勧めできません。

語りたがり屋がいっぱいいるので。

 

 

ネタバレなし感想

OP

いつもながら、OPが良い。

まず、雨季で水かさが増していることを説明する。

続いて、各キャラクターが雨季をどのように過ごしているのか説明する。

エリスは、ミニトーナやテルセナと一緒に外の橋の所で遊んでいる。

ルイジェルドは、若者と一緒に村の門番をやっている。

ルディーは家の中で、ルイジェルド人形を作っている。

猿顔の男(まだ、本編で名前が出てない笑)とガルスは、牢屋の中。

次のシーンに繋がるように、食事のシーンをいれて、タイトルドーン!

完璧な導入である。

無職転生のOPって、昔話の導入に近いような気がする。

「昔々、ある所におじいさんとおばあさんが居りましたー。」みたいなやつ。

客観的な視点から、徐々にキャラクターにズームしていくイメージ。

 

OPの構造はこのようになっている。

まず、俯瞰的に世界観を説明する。

次に、そこに住む人々を説明して、世界観の肉付けをする。

最後に、各キャラクターがどのように生活しているのか、

各キャラクター同士の関係性はどうなっているのかを説明する。

このように、キャラクターに徐々にズームして行くことで、

無職転生の世界にぐっと入り込み、

その後の、キャラクターとの掛け合いにスムーズに移行できる。

物凄く良く考えられて構成されていると思う。

ただOPに本編を重ねている訳ではない。

しっかりと、OPとしての役割を持っている。

 

このOPの使い方は凄いと思った。

他にも色々な表現に使えるかもしれない。

そういう可能性を予感させるものであった。

 

この作品は、こういう説明的な部分のほとんどをセリフで表現しないのが面白い。

ノローグが多いから、説明的なセリフが多いなー、

と感じている人もいるかもしれない。

しかし、モノローグはあくまでルディーの主観的な視点における感想である。

このアニメはあまり説明的ではないと思う。

引っ掛かりを与えて、見ている人に考えさせる作りになっていると思う。

 

 

雨季

雨季だー!相当、上の方まで水かさが増している。

決闘シーンの木の作画を見れば、どれぐらいの水位だったか分かるだろう。

相当、高い所まで雨水が溜まっていた事が分かる。

地上から離れた所に生活圏があったのは、やはり、雨季対策だったらしい。

 

それにしても、雨季の水位を雨季が終わった後の木々で表現するとは!

細やかな仕事である!

 

これらの丁寧さやこだわりが、アニメ版の魅力であろう。

 

私は鳥が大好きである。

今回も、OPで鳥が飛んでいた。

鳥はやっぱ良いーすっねー。

 

鳥の動きが物凄く丁寧だった。

ちょこまかと動いて、本当に生きているみたいだった。

 

今回は、雨で上手く飛べない鳥を表現していた。

普通は、そんなの描こうと思わないよね笑

何というこだわり。

こだわりがあるからこそ、鳥が生きているように見える。

凄い!参りました!

ずっと思っていたけど、制作陣は良い意味で頭がおかしい笑

 

「ギレーヌは凄く、凄いんだから!」のシーン

語彙力は無いが、心の底から尊敬していることが分かる。

滅茶苦茶良いシーン。

 

「ギレーヌは私の師匠よ、一番尊敬してるんだから!」

の時の、顔の動き

「ギレーヌは凄いんだから!」

の時の、足の動き

「すごく、すごいんだから!」

の時の、手の動き

「助けてって言えば、すぐに来ててくれるんだから」

「すごく、足が速くて、すごく強いんだから」

の時の、全身の動き。

 

全身を使って、必死に主張していることが伝わってくる。

エモーショナルなシーンであった。

このシーン、時間がゆっくり進んでいるように感じた。

 

ここのアニメーションも、マジで大変そう。

頭、脚、手というパーツの動きだけで、

体が伸びたのか縮んだのか、重心はどうなっているのか、

想像できるのが凄い。

 

派手なバトルシーンも凄いけど、

無職転生の、こういう地味な所をもっと見て欲しい。

地味で難しい所も、嫌がらずに着実にやっているのが凄い所だと思う。

正にそれが、無職転生という作品自体がやろうとしている事でもある。

 

7話と15話

第十五話「ドルディア村のスローライフ」と

第七話「努力の先にあるもの」は

かなりリンクしているなーと思った。

 

第七話での会話シーンを抜粋

こんなに丸々と引用していいものか分かりませんが取り合えず↓

エリス「上手くできないことを、なんでやらないといけないのよ」

 

気持ちは分かる、俺も前世じゃそうやって逃げてた

でも俺は知っている。いつか後悔するんだ。あの時頑張ってればって。

 

エリス「何でもできるルーデウスには分からないわ」

ルディー「何でもなんてできる訳ないじゃないですか」

エリス「そうなの?」

ルディー「そりゃそうですよ。例えば先日から色んな地域の言葉を勉強し始めたのですが、全く分からなくて困っている所です。それでも勉強は止めません。」

エリス「何で?」

ルディー「なんで、って言われると難しいですけど」

 

(ここで、ルディーの手が映る。

剣の鍛錬をしているという表現なのか、

勉強してインクで汚れているという表現なのか、

分からないが、とにかく努力している人間の手だ。)

ルディー「上手くできないことほど一生懸命頑張って、できるようになったときの達成感もすごいから、ですかね」

ルディー「僕も手伝いますから、ダンスの練習、もう一度してみませんか?」

(ルディー叩かれる、だめかーとため息)

エリス「何してるの!早くついてきなさい」

 

 

 

対して、第十五話より抜粋

トーナ「でも お父さん いつも いう。 ギレーヌ みたい なる だめ。」

トーナ「だから 剣 鍛錬 心 鍛える」

トーナ「でも 私 剣の鍛錬 嫌い」

エリス「嫌なら、やらなきゃいいじゃない」

トーナ「でも お父さん 怒る」

エリス「トーナは私と同じね」

トーナ「エリス 同じ?」

エリス「びす いじぇるしー やくす!(私 勉強 嫌い!)」

エリス「だから、ギレーヌには感謝しているの」

(手が映る。剣を振り続ける。努力の手である)

エリス「私に剣の道を教えてくれたから」

(トーナが剣を見る。)

トーナ「エリス 私に ギレーヌおばちゃんの剣 教えて」

テルセナ「(トーナ! 危ないよ!)」

トーナ「(危なくないニャ! エリスが教えてくれれば大丈夫ニャ!)」

テルセナ「(でも ギュエスおじさんに怒られるよ)」

トーナ「エリスお願い!」

(しばらく、トーナを見つめるエリス)

エリス「いいわ!私についてきなさい!ギレーヌの凄さが分かるまでみっちりたたきこむから!」

トーナ「(やったにゃー!)」

 

「私に剣の道を教えてくれたから」のシーン。

ルディーは苦手なことを伸ばしていくタイプであった。

対して、エリスは得意な剣術にひたすら打ち込んだ。

方向性の違いこそあれ、どちらも努力をした者の手であった。

 

どちらも、エリスが問いかける形で会話が進んでいる。

(7話、勉強を止めないことに対して)「何で?」

(15話、剣術の練習が嫌いなことに関して)「嫌なら止めればいいじゃない?」

ルディーと同じように苦手なことに挑戦しようとするトーナ。

トーナを見つめるエリス。

きっと、7話のルディーとの会話を思い出したに違いない。

トーナにルディーを重ね合わせていると思う。

 

ちなみに、7話の「何で?」は素朴な疑問という感じ、

15話の「嫌なら止めればいいじゃない?」は、

懐かしむような諭すような感じである。

自分自身にも問いかけているようなそんな印象を受ける。

その後、「トーナは私と同じね」というセリフである。

トーナに自分自身を重ね合わせているように感じる。

 

エリスの成長が見えて良い。お姉さんだ。

エリスは、もうダンスも忘れているだろうし、

結局算術や人間語の習得もままならなかった。

でも、苦手なことに挑戦したという経験はずっと消えずに残っていると思う。

なんというか、努力したという経験を超えて一皮向けたという感じがする。

上手く言葉にできない。口惜しい。

 

「トーナは私と同じね」「(私 勉強 嫌い)」のシーン。

この言葉を獣神語で言わせているのも、エモいポイントである。

勉強は嫌い。でも、獣神語を勉強している。

 

どちらのシーンも、「努力をしなさい!」と言っている訳じゃない。

「苦手なことを努力すべきだ!」説教している訳じゃない。

迷いがある。一緒に悩んでくれている。

だからこそ、我々も努力をしたいと思わせる力がやどる。

 

「人は変わるんです。」

「人は変わるんです。」のシーン。

エリスとトーナが練習しているのを見ながら、

ルディーとギュエス(トーナの父)が、ギレーヌについて語っている。

 

ルディーは、エリスの成長とギレーヌの成長を重ね合わせている。

冒頭で、エリスが言語を教えていることに驚いていた。

エリスの変化を実感した後だからこそ、この言葉が出てくる。

 

ギュエスは、トーナの成長とギレーヌの成長を重ね合わせている。

直前に、トーナが剣術を練習しようと決心したことに驚いたという様なセリフがある。

トーナの変化を実感した後だからこそ、この言葉が物凄く響く。

 

さらに、ルディーは自分自身の成長も重ね合わせている。

 

これらの思いが全て集約されているセリフである。

 

 

後悔すること、やり直せないこと

ギュエスは、ギレーヌを見下していたことを後悔していた。

ギレーヌは、おそらく村のことが嫌いで、

二度と帰ってこないだろうと考えている。

もう取り返しがつかない。

後悔しても、どうしようもない。

エリスも出発したら、もう帰ってこないかもしれない。

そうしたら、トーナは仲直りできなかったことを一生後悔する。

ずっと、胸の中にしこりとして残っていく。

直接会いに行けばいいじゃないか?と思うかもしれないが、

こういうのは、年を取るとともに傷が深くなっていくものだ。

後悔したころには、お互いが遠い存在になってしまうだろう。

直接会いに行くのは、もの凄く勇気がいる行為になってしまう。

ここで、エリスを出発させてしまったら、一生会わないだろう。

だから、取り返しがつくうちに、エリスに謝っておけと言ったのだ。

 

ルディーも、過去を後悔している。

取り返しのつかないことが、この世にはあることを知っている。

だから、取り返しがつくうちに、トーナに謝っておけと言ったのだ。

 

変わっていくもの、変わらないもの

エリスはギレーヌと出会い、剣の道に進んだ。

ルディーと出会って、努力することを知った。

ルイジェルドと一緒に旅をして、剣の腕も上がった。

我慢したり、手加減することを知った。

でも、無邪気なところは変わらない。

 

ルディーはロキシーと出会い、外に出た。

シルフィーと出会い、異性との上手い付き合い方や物の教え方を学んだ。

エリスと出会い、働くこと、養うこと、守ることの難しさを知った。

でも、変態なところは変わらない。

人の死が怖いことも変わらない。

 

人との出会いで、変わって行くものもあれば、

変わらないものもある。

現実でもそうだと思う。

年月を経たら、変化する部分もある。考え方も変わっていく。

でも、確固として自分の中に存在し続ける部分もある。

リアルだなーと思った。

 

 

ED「風と行く道」の歌詞も響いてくる。

 

1番

変わらないで 街も人も夢に までみたまま

あの日の様に 一番星に願う 帰りの道

 

2番

変わっていく 街も人も夢も 刻一刻と

だからこそ 僕らはもっと強く なれる

 

ラスト

会いたかった 街も人も夢も 刻一刻と 

変わっていく とめどなく 流れ続ける川の様に 

目を閉じれば ここはいつもいつも いつだって 

変わることの ない景色が僕らの そばにいるよ

 

 

今後、ますますこのEDの歌詞が沁みてくる展開になると思う。

お楽しみに!

 

ちなみに、テーマソングがすべて入ったCDが12月22日に発売されるそうです!

『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』のテーマソングコレクションCD発売決定! -大原ゆい子 OFFICIAL SITE-

 

 

バトルシーン

ミニトーナとエリスの剣の稽古シーン。

躍動感がすごい!かっこいい!

獣族の身軽さを表現していた。

カメラがぐるんと回るのも躍動感があってかっこいい。

 

ミニトーナとテルセナ

ミニトーナは活発元気な感じであった。

無邪気自由な感じだった。

ミニトーナは何かに反応するたびに、耳がぴょこんと動く。

とても可愛らしい。

食事シーンでエリスに首を絞められている時の、

むにっとした顔も可愛らしい。

一挙手一投足、可愛らしい。

エリスとの喧嘩シーンの、シャーっていう鳴き声凄いリアル。

 

 

テルセナは内気慎重な感じであった。

冒頭のキャッキャウフフも、まずテルセナがエリスに絡みに行って、

それをしばらく見て、「あ、私行っても大丈夫そうだ!」

ってなってからテルセナが混ざりに行った。

トーナが剣の鍛錬をしようと決意したとき、危ないよと止めたり。

 

一歩引いて少し大人な感じだった。

トーナとエリスが喧嘩したときも、大人を呼びに行く冷静さがあった。

雨季が終わったら、エリスが出ていくことも分かっていたみたいだし。

 

エリスとルディーの彫り物を作っていた。インドア派な感じなのかな。

 

テルセナは優しい部分も持っている。

トーナを応援したり、トーナが倒れたときに駆けよったり。

ギレーヌが帰ってくることは二度とないだろうという所で、

エリスの彫り物を見つめて、悲しそうに見つめて、トーナを見る。

エリスはもう帰ってこないかもしれないと考えて、

心配そうにトーナを見る。

周りが良く見えていて、優しい。

 

 

トーナの剣術が上手くなっているのを見て、

嬉しそうに応援しているテルセナが可愛らしかった。

 

カエル3匹

エリスとミニトーナの和解シーン。

その後、ルディーが3匹のカエルを乗せた画が挿入される。おいっ笑

そこで、カエル三匹が交尾しているのを示唆するような画を出すのはダメだろ笑

意味合いが変わっちゃうよ笑!

編集に悪意があります!

 

剣の中にギレーヌを見つける

トーナ「(ちょっとクセがあるけど、真剣でまっすぐな感じニャ)」

 

クセの部分はルイジェルド要素、まっすぐさはギレーヌ要素なのかな。

 

ギュエスは、ギレーヌはもう二度と帰ってこないだろうと考えている。

だからこそ、出発の日にエリスとの決闘を申し込んだのだと思う。

エリスの剣の中に、ギレーヌを見つけたかったんだと思う。

グッとくるね!

 

ギレーヌ

ギレーヌは確かに追放されたが、

何だかんだ言って故郷を誇りに思っているようだ。

ドルディア村でもらった指輪を肌身離さず持っていたし。

アニメ版八話のラストでもドルディアの名誉に誓っていた。

 

コメントとタグ

ニコニコのタグに、雨季でウキウキというナゾのタグが付いていた。

くだらなすぎて、笑ってしまった。

あと、「ナナチはかわいいですね」という文章が、

やたらとコメントされていたので、まさか!と思って調べてみたら、

ミニトーナの声をやられている、井澤詩織さんは、

メイドインアビスのナナチの声もやっていらっしゃるようだ。

まじか!

 

おまけ:今週の獣神語を勉強するコーナー

今週も一緒に勉強しよう。

ギュエスパートが難しい。ちゃんと聞き取れたか自信が無い。

 

本文

区切って喋っている所、単語の区切りが分かるところは空欄を開けている。

 

きゃか?:おとうさん?

 

あざでぃー トーナ:帰るぞ とーな。

 

きゃか! くいーぱ くいーぱにゃ!:お父さん! いたい いたいニャ!

 

 

 

 

びす いじぇるしー やくす:私 勉強 嫌い!

 

トーナ! どぅやずひ!:トーナ! 危ないよ!

 

どぅからずいにゃ: 危なくないニャ!

 

エリスあさにしゅにゃ:エリスが教えてくれれば大丈夫ニャ!

 

びす ギュエスぐーぐ かえきあすこあ:でも ギュエスおじさんに 怒られるよ

くーにゃ!:望む所にゃ!

 

 

 

 

だせる けず びす しゃえい:雨季 終わる 私 出ていく

 

みうなーや にずどぅーしゃ:聖獣様は古来よりー

 

あきゅさいえだびしるえ:世界の危機に出現し、大人になるとー

 

だーじさーじぺくさ いぴゅーだべりー え いすきゅーが:英雄とともに旅立つと言

い伝えられている大切なお方

 

びしゅ がたーじぇ みうなーや:ですので その… 聖獣様に発情するのは…

 

ルーデウスびんし! トーナ エリスあす!:ルーデウスさん!トーナとエリスが!

 

けんだー ぬけ トーナ:どうした!? やめろ トーナ!

 

す にけるトーナ:ち 違います トーナが悪いんです

 

じゅでエリス びえぬきゅあ かうきえすくしー:エリスにずっとここにいてほしいっ

て 勝手に怒って…

 

 

 

 

 

トーナ るぴるきゃる エリス?:トーナ エリスに謝ろう?

 

せにゃ かしおぺあおき やくすにゃ:いやニャ あんな分からず屋 嫌いニャ

 

ルーデウスびんしぁ えいえんえるだりゅびうす:ルーデウス殿達は 明日ここを経つ

そうだ

 

あんすけーなみゅちぇむにゃ:…さっさと出て行っちゃえばいいニャ

 

びしあ エリスばってぃえすにーしゅあ いばどぅじし?:ここ暫く エリスに剣を習

っていたな どうだった?

 

るば せでぃずにゃ エリスにーみゅせぷちーにゃ:…どうって 楽しかったニャ エ

リスはいい先生ニャ

 

てじぇじゅあれっげん びじゅだににしゃるぱにゃ:ちょっとクセがあるけど 真剣で

まっすぐな感じニャ

 

ギレーヌばいあるぴみゅせぷちーにゃ:きっとギレーヌおばさんはいい師匠だったニャ

 

びすぷー:そうか

 

ゆーかしー きゃにゅかじゅきゅー:お前は生まれていなかったから分からないだろう

がー

 

びしゅとーがうー えびびゅーすぴーしー:あいつは到底そのような剣を振れる器では

なかった

 

みゅせぷしーしあ でげってあしゃ びしゅたび:修行はおろか 言葉すらまともに覚

えようとせず 乱暴でー

 

じぇしだ でぃびじーあじゃげる でぃおまた きゃしー:機嫌が悪いと 人や物にあ

たる 壊すー

 

いやちーびよびしゃみだ:魔物のようなやつだった

 

でぃしししゃどぅざじぺくさー:あいつが旅の剣士に連れられて村を出て行った時には

 

さっちゃだーるゆーすぎゃー:せいせいしたものだ

 

いっかすにゅーしかぎゅいじーぱっさーめきゃびす:これで不出来な妹と同じにされな

くて済むと

 

じきゆーびすがるびーじりーだ:本当であれば私があいつを救ってやらないとー

 

びすりじぇい:いけなかったのかもしれない

 

びす ゆいじにあうーじゃ みすいやかむ:私は…今になって後悔している あいつとも もう少しー

 

びす しゅしできゃむざで:分かり合えたのではないかと…

 

びしゅ どぅーぱ ぜかすはー:しかし もう遅い あいつがここへ戻ってくることは

 

きょしーえんめいだ:二度と無いだろう

 

いにおにじー?:お前は良いのか?

 

ゆかしゃゆじきゃさエリスばってぃー:このままエリス殿と別れることになってしまっ

ても

 

 

 

 

 

 

テルセナ げじゅせるにゃ!:テルセナ もっと静かにするニャ!

 

どゅでトーナ びしゅ どぅぎすぽ:ごめんトーナ でも暗くて…

 

 

 

 

でぅわぎゅーぜす エリス びさ あせん せでせで:エリスと次合うときには もっ

ともっと強くなってー

 

せんきゅーにゃー!!:待ってるニャー!!

 

単語(予想)

きゃか:お父さん

あざでぃー:帰る

くいーぱ:痛い

びす:一人称

いじぇるしー:勉強

やくす:嫌い

どぅ:危険(?)

ぐーぐ:おじさん

かえきあすこあ:怒られる

だせる:雨季

けず:終わる

しゃえい:出ていく

みうなーや:聖獣様

がたーじえ:発情する

びんし:敬称

けんだー?:どうした?

ぬけ:やめろ

るぴるきゃる:謝る

せ:いや

せでぃず:楽しい

みゅせぷちー:いい先生

げじゅせる:静かにする

びしゅ:逆説

どぅぎすぽ:暗い

あせん:強くなる

せんきゅー:待っている

 

文法(予想)

前回までに推測したこと

・二人称は「ゆー」ではないかと考えた

・SV, SVOの語順である

・一人称は「びす」「びしゅ」である

・敬語表現があるかもしれない

 

今回推測したこと

・やはり、逆説も「びす」や「びしゅ」というように言うみたいだ。

一人称も「びす」や「びしゅ」なので難しい

 

・前々回 「なーや」が「聖獣様」という意味だと書いいたが、間違いだった。

みうなーや」が「聖獣様」という意味っぽい。

「みう」の所が聞き取れていなかった。

 

・「もっともっと強くなってー」の所、

「せでせで」が「もっともっと」という意味なら、

副詞の語順も英語と同じなのかなーと思った。

 

・「ギュエスぐーぐ」=「ギュエスおじさん」だが、

ぐーぐって中国語だとお兄さんって意味だということを思い出した。

もしかして、中国語ベースだったりするんだろうか?

 

・「ルーデウスびんす!」=「ルーデウスさん!」というように敬称がある。

 

・「もっともっと強くなってー」に出てくる、「びさ」について

これなんだろうと思ったんだが、もしかして「私たち」という意味ではなかろうか。

単語の語尾に「あ」をつけると複数形になるのではと予想している。

他にも「ルーデウスびんしぁ」=「ルーデウス殿達」のように

「あ」がついているように聞こえる部分がある。

 

・やはり、「てにをは」は無いようである。

 

・「トーナ エリスあす」=「トーナとエリスが!」のこの「あす」は何だろう。

英語の「both A and B」的な感じだろうか。

 

 

ネタバレあり説明

本編の補助になるような説明を書いておく。

ネタバレあり。

一応、アニメ勢向けに書いているので、ガッツリとしたネタバレは無いと思う。

ただ、私の裁量で載せるべき内容とそうでない内容を分けているので、

不安な方はここでお別れ。

また、アニメ以外の情報は入れたくないよーと言う人もここでお別れ。

ここまで、読んでくれてありがとう!

 

びす びんぬ!

↓↓↓

 

 

 

 

 

剣士の強さ

ええ!!?ガルス生きてるんかい!

と思った視聴者も多いことだろう。

この世界の剣士は滅茶苦茶強い。

 

今後、説明があるかもしれないが、一応このタイミングで説明しておく。

この世界の剣士は闘気というものをまとっている。

まあ、ハンターハンタ―のオーラみたいなものだろう。

よって、尋常ならざる防御力と攻撃力を持っている。

ガルスも闘気を纏っていたため、死ななかったと思われる。

 

アニメ版第二話、パウロがルーデウスに剣術を教えるシーンで、

パウロが剣で岩を真っ二つにしている。

普通に切っただけでは、岩を真っ二つに出来るわけがない。

この世界には闘気があるから、こんなことができるのである。

 

ギレーヌ

アニメ版第八話にて、魔眼持ちであることが分かる。

片目で魔力を見ることができるが、

制御できないので、普段は眼帯で隠しているようだ。

生まれつきの魔眼持ちであるらしい。

生まれたときから、他の人とは違う世界を見ていたのなら、

狂暴になってしまうのも、無理はないのかなーと思う。

 

指輪について

ギレーヌって二つ指輪をしていたよね。

一つは、ドルディア族でもらったやつ。

もう一つは、何だろう。師匠からもらった弟子の証か何かだろうか。

 

七代列強を漢字で書くと

漢字で書くとこんな感じ

 

1位:技神

2位:龍神

3位:闘神

4位:魔神

5位:死神

6位:剣神

7位:北神

 

今までに名前が出てきたのは、2位の龍神、4位の魔神と6位の剣神だけ。

 

2位の龍神はホントにちょろっとだけ説明が出てきた。

アニメ版第9話。ヒトガミとのおしゃべりで、ちょろっと出てくる。

「へぇ。ってことは、あんたが俺をこの世界に転生させたわけじゃないのか?」

「まあねぇ。そういうのは、悪い龍神の得意とするところさ。」

 

 

6位の剣神もちょっとだけ説明された。

アニメ版第8話。ギレーヌが説明している。

「我が剣術の師、剣神ガルファリオンとドルディアの名誉に誓う。」

まだまだ、描写が少ない。

 

4位の魔神を示唆するような説明は、結構出てきている。

アニメ版第一話の物語を読み聞かせるシーン。

「こうして、ペルギウスは十二人の※※(聞き取れない)を率いて、

魔神ラプラスのもとへ向かったのでした。」

 

パウロが説明してくれていた。

 

アニメ版第二話で、ロキシー

「今から4〜500年ほど前ですが、ラプラス戦役という、

人族と魔族の大きな争いがありました。」

「その争いの中で、彼らスペルド族は、

敵味方女子供関係なしに虐殺を繰り返し、暴れまわったそうです。」

 

と説明してくれる。

 

アニメ版第六話で、エリスやギレーヌも説明してくれている。

「あれは、皇龍王ぺルギウスの空中要塞だ」

「ペルギウスっていうのはね、魔神ラプラスを倒した三英雄の一人よ!」

ラプラスっていうのは、人を滅ぼそうとしていたすっごい悪い奴!」

「ペルギウスはすっごく強くてね、

十二人の僕と一緒にラプラスの所に乗り込んでボッコボコに叩きのめしたのよ!」

「今は皇龍歴414年だが、その皇龍歴というのも、

ラプラスを倒した功績をたたえてつけられてものなんだ」

 

 

アニメ版第八話で、空中要塞で謎の男が

「この魔力…召喚孔に似ている。

まさか、魔神ラプラスの封印を解こうとするものがいるのか!」

 

と言っている。

 

アニメ版九話で、ルイジェルドが説明する。

「違う!事実ではない!あれはラプラスの陰謀だ!」

「奴は俺たちを裏切った」

「戦争中、俺たちは奴から槍を与えられた」

「槍はスペルド族の魂、

それを捨てて他の槍を使うことはできないと言うものもいた。」

 

400年前の戦争。

魔族を統一し、人族から権利を勝ち取った英雄ラプラス

配下として共に戦ったスペルド族。

与えられた栄誉の槍を、ルイジェルドたちは結局受け取った。

 

「その槍は強力だった。仇なす敵はいないと思えるくらいに。」

「しかし、異変が起き始めた。

俺たちはいつからか敵味方関係なく周囲の者たちを襲いだすようになったのだ。」

「だが、誰も疑問に思わなかった。誰もその変化に気づかなかった。」

「やがて、俺たちは目に見えるもの全てを殺すようになった。」

「そして、最後には親を殺し、妻を殺し、兄弟を殺し、己の子供を刺し殺した。」

「この槍は、俺を呪いから救い出すために、命を投げうった息子の魂だ。」

「スペルド族の悪評は、迂闊にラプラスを信じ、

呪われた槍を受け取った俺たちへの罰だ!

だからこそ、戦士たちの長として俺がそれを無くさなければならない。」

 

 

ラプラス周りの物語は割と説明されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に

書くことがとても多かった。

それだけ、たくさんの事柄が詰まっている回でもあった。

次回は16話。

楽しみ(・∀・)ニヤニヤ